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内痔核(いぼ痔)の治療、特に手術に関して紹介します。

2017.03.09

 内痔核(いぼ痔)は、排便時に肛門の外に出てきて押し込まなければ戻らない(第Ⅲ度の内痔核)になると、スッキリ治すには何らかの外科的治療が必要になります。いろんな方法がありますが、大きくは①痔核根治術、②四段階注射法による痔核硬化療法(ALTA療法)、そして③輪ゴム結紮法があります。それぞれメリットもあればデメリットもあります。

 どんな内痔核にも対応できるオールマイティな方法は痔核根治術です。でも、痛みや出血があります。四段階注射法(ALTA療法)は傷もできず、痛みもなく楽ですが、すべての内痔核を治すことができません。万能ではありません。輪ゴム結紮法もうまく輪ゴムをかけることで、痛みなく、楽に治すことができますが、これも万能でなく、輪ゴムがかけることができる大きさの内痔核であること、そして粘膜部分の内痔核の脱出が主な内痔核に適応があります。適応の範囲は限られています。

 どんな内痔核なのか。それを正しく診断して、最適な治療法を選ぶ必要があります。スライド7スライド1スライド8

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