あな痔

あな痔(痔瘻)とは?

肛門周囲膿瘍が排膿した後あな痔になることがあります

肛門周囲膿瘍が慢性化するとあな痔になります

あな痔(痔瘻)とは、肛門周囲膿瘍で感染を起こした肛門腺が原発口、原発巣となって、膿が出た出口との間を、繋ぐトンネルのような管(瘻管)ができる病気で、肛門周囲膿瘍から痔瘻へと進むことがあります。
肛門周囲膿瘍とは、歯状線(肛門上皮と直腸粘膜の境目)の肛門陰窩(こうもんいんか)にある肛門腺に大腸菌などの細菌が感染することで起こる感染症で、炎症が起こり化膿して膿が溜まります。
下痢などの排便の状態が悪く、免疫力が低下したりしていると発病しやすく、排膿した後に、炎症を起こした内側の原因の部分と排膿した外側の部分を繋ぐトンネルができてあな痔になります。

どんな症状が起こる?

肛門周囲膿瘍は肛門まわりが化膿して膿が溜まり、ズキズキとした激しい痛み、腫れなどが現れます。
患者様によっては、38~39℃の発熱をともなうこともあります。
肛門周囲膿瘍が進んで溜まった膿が排膿されたり、切開して排膿すると楽になりますが、痛みはありませんが、膿が出て下着が汚れるようになります。

あな痔の治療方法は?

あな痔を根治するには手術が必要です

あな痔を根治するには手術が必要です

肛門周囲膿瘍になり、切開して排膿をしても感染を起こした肛門腺が残っている状態なので、完治させることは難しく、切開した部分との間にトンネルができてしまいます。
痛みはないが排膿が続くなどの症状が残るようですと、あな痔を根治するには病気の原因である肛門腺とトンネルを除去する手術が必要です。
手術後、60%程度の方が最初の排便から痛みがなくなり、4~5週間程度で治癒されています。

ただし、必ずしも手術が必要になるというわけではなく、肛門周囲膿瘍を切開して排膿した方のうち、何も症状が起こらない方も70%程度いらっしゃいます。症状がなければ手術をする必要はありません。

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