皆さんこんにちは。渡邉医院の渡邉です。
突然のご報告になりますが、渡邉医院は閉院します。これまで長い間ありがとうございました。
5月16日金曜日の夜に脳梗塞になり緊急入院しました。
急性期を乗り越え今は、リハリビのため転院して、毎日リハビリに励んでいます。
脳梗塞によって左手と、これまでも両足は十分に動かず2本の杖で歩いていたのですが、左足がより動かなくなりました。リハビリを続けて随分よくはなってきています。このご報告も左手を使いながら打っています。また、歩行に関しても2本の杖、もしくは1本の杖で歩く練習をしています。でもまだまだかなあと思います。幸いなことに高次脳機能障害はありません。リハビリさらに頑張っていきます。
ただ、これまでの悪性リンパ腫の治療で手元にある資金がほとんどなくなり、借り入れをしながら渡邉医院の運営や生活をしてきました。そのような状況の中。今回の脳梗塞。これまで以上に追い打ちをかけることになりました。そのため、今後渡邉医院を運営していくことが大変難しくなりました。
そのような状況の中で今後のことを考えた結果、断腸の思いですが、渡邉医院開設95年を目前にして幕を閉じ、閉院することにいたしました。
これまで本当に患者さんと接し診察することがとても楽しく嬉しく思ってきました。そして皆さんとの関わりが、私の支えにもなりました。
父から言われた『目の前の患者さん一人一人をしっかり治していくことが大切だ。』の言葉を胸にこれまで肛門科を続けてきました。
今回閉院にすること、本当に悔しく悲しい思いでいっぱいです。まだまだ続けていきたいという気持ちはあります。ただ今の状況を見るとそれは到底難しいことです。
本当に申し訳ありませんが、渡邉医院を閉院いたします。
リハビリを頑張って、回復して、復活した際には、どこかで肛門科ができれば続けていきたいと思います。そんな時は、また皆さんにご報告したいと思います。
その際は、渡邉医院はなくなりますが、皆さんのお力を貸してください。よろしくお願いいたします。
閉院後もLINEやYouTubeでの相談は続けていきたいと思います。また、kyoto-ji.jpのホームページのブログは更新していきたいと思います。
皆さん。本当に長い間ありがとうございました。感謝いたします。
またどこかでお会いできることを願っています。
R7年7月14日
渡邉医院 渡邉賢治